2025年03月13日号
4;CCS大型投資に懸念、支援要望~セメント協会
セメント協会は4日、経済産業省が開いた総合資源エネルギー調査会資源・燃料分科会カーボンマネジメント小委員会「CCS(二酸化炭素の地下貯留)事業の支援措置に関するワーキンググループ」の第2回会合にオブザーバーとして出席し、CCS支援制度に関する要望を伝えた。プレゼンした高橋正之生産・環境幹事会幹事長は、セメント事業者のCCSコストが、通常の設備投資と一線を画す大規模な金額となることを説明したうえで、コスト負担からセメント各社が「事業継続ができなくなる可能性も当然起こる」との懸念を示し「事業継続が可能になる支援制度設計をお願いしたい」と語った。