2024年11月14日号
3;明かり部、初の半数超~セ協
直轄国道でコンクリート舗装の実延長がじりじり上昇している。セメント協会のまとめによると、2021年度は1261㌔と10年前に比べて2割強多く、舗装に占める割合も4・4%から5・2%に上昇した。同協会が長年要望してきた明かり部(トンネル以外)での適用が増えており、23年度は53%と初めて半数を超えた。同協会による長年の普及活動の成果が顕在化してきた形だが、その一方で、都道府県道での活用はまだ限定的。同協会では、膠着状態を打開するため、セメント工場が立地する道県の知事に会員各社の社長がコンクリート舗装を直接売り込む「トップセールス」を展開している。