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2024年11月07日号

3;26年4月に価格改定~大阪広域生コン協組

大阪広域生コンクリート協同組合(木村貴洋理事長)はセメント各社が表明した㌧当たり2000円以上の値上げを受け入れる。一方で同協組は来年度も現行の建値2万5500円(呼び強度18)を据え置き、2026年4月にはセメントだけでなく、骨材や混和剤、生コンの輸送費、従業員の待遇改善費用などを加味して値上げを打ち出すことを決めた。木村理事長は「セメントメーカーが実施する値上げのタイミングに関しては、組合員の一部から強い不満が上がっている」とし、同協組は今後、セメントメーカーに対し、将来的なセメント価格の適正化に向けた段階的な値上げの実行時期の明確化などを求めていく方針。