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2024年10月24日号

1;軽量骨材、供給不安続く~関東一区

軽量骨材の供給不安が長期化している。最大需要地の東京では軽量コンクリートの需要が大幅に増えており、軽量骨材の生産能力が追い付かない状況だ。東京地区生コンクリート協同組合では軽量コンクリートの出荷が特定の物件に偏ることのないよう予定調整をするなど公平性の確保に努めている。しかし、都内の軽量コンクリートの需要は供給の3倍に達しており、需給が落ち着く気配はない。東京地区など関東一区の生コン協同組合は、今後も軽量骨材の供給不安が続くとして、価格スライド表から軽量コンクリートを外し、「特殊品」扱いに変更している。