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2024年08月29日号

1;建基法に最新JIS、環境配慮へ前進~生コン

国土交通省が7月9日に公布した告示第1005号で建築基準法に引用されている生コンJIS(A5308)が2024年版に切り替えられたことで、環境配慮とカーボンニュートラル対応の推進が一歩前進した。24年版生コンJISでは、条件付きではあるが普通セメントと高炉セメントB種を生コン工場で累加計量することが認められたほか、スラッジ水の普及を図る狙いで、安定剤を使用する場合についてはスラッジ固形分率の上限値を6%まで引き上げるなど、環境配慮に向けた対応が取りやすくなるような内容が盛り込まれた。建築基準法にもそれが反映されたことで、建築工事においても環境配慮に向けた対応を取る検討が進む可能性が高まりそうだ。