セメント大手3社の2024年4~6月期の連結決算が8日までに出そろった。セメントの値上げや石炭価格の下落などによる国内セメント事業の損益改善でそろって営業増益となった。太平洋セメント、UBE三菱セメントは好調な米国セメント・生コン事業が、引き続き利益をけん引した。25年3月期は3社ともに従来予想を据え置いた。石炭高で悪化した業績は順調に回復しているものの、国内需要の低迷、2024年問題など下振れリスクもつきまとう。
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