2011年01月27日号
2:福岡協組~表示価格が1000円下落 員外加入で反転攻勢へ
2月の建設物価版で10年以上変動がなかった福岡市内の価格が1000円下落し、9500円(18・18・20)となった。物価版の速報版によると、需要減と隣接地区からの流入が増加したことが要因としている。福岡市内をエリアとする福岡地区生コンクリート協同組合(福岡市、27社37工場、島松時彦理事長)では現在、市況を反転させるため員外社(3社4工場)の取り込みに注力している。員外社が加入した折には、生コン価格を引き上げる考えだ。上げ幅や実施時期についてはまだ白紙だが、現在の全国の県庁所在地の平均価格やこの10年間の全国の生コン平均価格の上昇幅を参考にするとみられ、上げ幅は大きくなりそうだ。