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2010年12月23日号

3:広島協組~集約化推進へWG設置 12年春にモデル示す

 広島地区生コンクリート協同組合(石内寛理事長)が6月に立ち上げた製造、物流、試験の3WGが合理化、集約化に向けた取り組みをまとめた。製造WGは、休止する工場、稼働する工場を整理、組合主導で集約化を実施する。物流WGは共同輸送による合理化を提示した。出荷量の減少により、工場は余剰車両を数多く抱えている。組合全体で共同輸送に取り組みさらなる合理化、効率化を図る。試験WGでは試験依頼と製品試験の全てを共同試験場で請け負い、工場は工程管理に専念化させる計画を検討している。今後は各WGとも集約化の骨格部分の突っ込んだ検討をして、広島型集約モデル案を12年春までに作り上げる方針だ。