2024年02月15日号

3;寒中コン指針改定～建築学会

日本建築学会は「寒中コンクリート指針」を１４年ぶりに改定した。２０２２年に大改定されたＪＡＳＳ５（鉄筋コンクリート工事・同解説）を反映させるとともに、構造体強度補正値（２８Ｓ９１）の定め方を明確化したほか、保温養生計画における各種算定方法を見直した。品質管理・検査の合理化を図り、資料編の位置付けや構成も見直して、実務で使いやすい指針を目指した。６日に都内の建築会館ホールで改定講習会を開き、趣旨と変更点を解説した。