2010年11月25日号
4:セ協・北陸地区本部舗装技術セミナー~「環境条件考慮し選定を」
セメント協会と全国生コンクリート工業組合連合会北陸地区本部は18日、富山市内のパレブラン高志会館で「技術セミナー~最近のコンクリート舗装技術の話題~」を開催した。セミナーでは舗装技術の現状や最新動向について講演が行われた。
セメント協会舗装技術専門委員会の小梁川雅委員長は「コンクリート舗装の現状と今後の展望~LCCの優位性を中心に~」をテーマに講演。舗装のライフサイクルコストについてアスファルト舗装とコンクリート舗装を比較し、初期の建設コストはアスファルト舗装が安価でも場所によっては補修を重ねることで割高になるケースがあると指摘。舗装は交通量などの環境条件を考慮したうえで選択する必要があるとした。