2010年10月21日号

2:三大都市圏～主力協組 出荷低迷続く

　三大都市圏の主力生コン協同組合の今年度上期の生コン出荷数量は、東京地区、名古屋、大阪広域いずれも２ケタマイナスと振るわなかった。各協組の市場は民間需要のウエイトが高く、リーマンショック後の投資減退の余波を引きずっている。大阪広域生コン協組の上期出荷は大規模なストの影響も受け、２９・４％減の１００万立方メートルと大幅に落ち込んだ。東京地区生コン協組の上期出荷は１７・５％減の１５０万立方メートル、名古屋生コン協組は１０・１％減の１０１万立方メートルだった。