2010年10月21日号
3:千葉の生コン~主要協組上期出荷 軒並み2ケタ減
千葉県下の生コン市況は全般に横ばいだが、上昇力には乏しい。生コン需要の極度の不振が最大の要因だ。県下の主要生コン協同組合の上期出荷数量は、民間投資の低迷に加え、工事着工の遅れも響き、軒並み2ケタの割合で減少となった。
千葉中央生コン協組は前年同期に比べ22%減の20万立方メートル、千葉西部生コン協組は13%減の23万9千立方メートル、千葉北部生コン協組は17%減の15万2千立方メートルだった。下期からは一部地区で大型マンション工事が始まり、また凍結されていた工事も動き出しているため、出荷をいくらか底支える公算だ。