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2010年09月23日号

4:関東一区~需要回復はまだら模様

 関東一区地区(1都3県)の生コン需要の回復は地域によってまだら模様だ。玉川、東関東、湘南の各地域の需要環境が好転する一方で、東京地区、神奈川、埼玉中央など需要規模の大きい市場は依然として低空飛行が続いている。
 湘南、玉川両生コン協組は、再開発工事など大型物件が動き始めたことから出荷量が急増している。玉川協組の4~8月の出荷は前年実績を2割上回り、このペースで推移すれば100万立方メートルの大台を回復する鉱産だ。湘南協組も5月以降、4か月連続で2ケタプラス。