2010年09月16日号

4:玉川協組～手取価格アップへ １０月から仕切価格改定

　玉川生コンクリート協同組合（浮須和幸理事長）は、１０月１日以降の引合受付分から実質の仕切価格を改定する。１００００円の獲得を当面の目標に掲げ、今春から参事の常駐化や遂行率と距離に基づく割決、主力展開７社の出荷の平準化を柱とする市況対策に改めて着手する。玉川地域では大型物件の着工が相次いでおり、今年度の同協組の出荷数量は１００万立方メートル台に回復する見通しで、好調な需要を背景に、市況を着実に引き上げていく構えだ。