2010年09月16日号
5:大成建設~極細柱で意匠性向上 200N採用で小断面化
大成建設は2日、設計基準強度(Fc)200N/平方ミリメートルの超高強度コンクリートを活用した超極細のコンクリート橋らを開発、実用化した。超高強度コンクリートの高い耐久性を活かして柱を極限まで細くすることで意匠性・機能性を高めるとともに従来よりも格段に開放的なスペースを提供する。柱部材は耐震性能を考慮しない建物重量のみを支えるものとすることで、配置を柔軟にし空間の自由度を高めている。同社では都内で施工中の大型プロジェクトに間柱として初適用する。