2023年05月18日号
2;残・戻りコン、発生実態把握に着手~全生連
全国における残コン・戻りコンの発生の実態把握に向けた取り組みが進んでいる。全国生コン両連合会(吉野友康会長)は全国259の生コン協同組合を対象に、2020~21年度の残・戻りコンの発生状況や有償化制度の導入に関するアンケート調査を行った。2度目の調査となった21年度は回答率が大幅に向上し、発生状況がより鮮明になってきた。残・戻りコンの削減はカーボンニュートラルやSDGs(持続可能な開発目標)の達成につながる方策の一つであり、その意識を高めていくために、全生連では今後も調査を継続していく方針だ。