2010年07月08日号
2:愛知の生コン~名古屋 第1四半期は2割減に
愛知県の生コンは、第二東名高速関連工事の出荷を抱える西三河地区と東愛知地区は増加しているが、残る地区は減少が続いている。最大市場の名古屋地区も第1四半期は目だった物件がなく、需要減に歯止めがかからない。名古屋生コンクリート協同組合(菊池雄一理事長)の2010年度第1四半期の出荷(組合員)は前年度に比べ21・4%減の46万7千立方メートルだった。名古屋駅前に大型プロジェクトの計画はあるが、まだ出荷の動きは鈍い。同協組は通期出荷を5%減の205万立方メートルと見込むが予想以上の落ち込みで、200万立方メートル割れの可能性も出てきた。