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2022年11月03日号

5;小幅減少の1860万トン~セメント上期内需

セメント協会が10月27日発表した2022年度上期(4~9月)のセメント国内需要(9月輸入は見込み)は前年同期比0・5%減の1859万8千トンだった。ほぼ横ばいだが、上期として5年連続の減少となった。リニア中央新幹線、原発といった特需が動いている関東二区、福岡で民間投資が活発化する九州の荷動きが堅調だった。近畿も復調の兆しが広がっている。同協会は下期(10~3月)の国内需要が前年同期比1・1%増の1940万トンとなり、通期では従来想定の3800万トンに到達すると予想している。