太平洋セメントは20日、二酸化炭素(CO2)吸収・硬化セメント系材料の開発に成功したと発表した。セメント製造段階でのCO2排出量が少なく、さらに炭酸化養生によるCO2との化学反応で硬化する特徴を持つ。この材料を使って製造したインターロッキングブロックでCO2排出量を約60%削減できたという。強度もJISの要求を満たした。カーボンニュートラル(CN)の実現に向けた革新技術の1つと位置づけ、事業化を目指す。
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