2010年05月20日号
1:全生工組連~回収水試験をJIS化
全国生コンクリート工業組合連合会が回収水(スラッジ水)の管理試験方法のJIS化に着手する。回収水の利用は2009年のJISA5308(生コンJIS)改正で呼び強度36以下であれば、購入者との協議事項から除外された。全生連では、回収水のさらなる利用促進を図るべく、業界規格であるZKT―105(回収水濃度試験方法〈簡易試験〉)を基に簡易に回収水を管理できる試験をJIS化し、信頼性を担保する。また、JIS化に当たって従来の「スラッジ水」の呼称変更も視野に入れて検討する。9月末をメドに原案を作成する予定だ。