セメントの生産・物流能力が縮小している。セメント協会が16日発表した2022年度版の『セメントハンドブック』によると、4月時点のクリンカ生産能力は前年比1.0%減の5320万2千トン、タンカー積載量は4.9%減の52万5千トンとなった。セメントの国内需要が3800万トン前後にまで落ち込み、先行きも急な回復が期待できないことから、セメント各社は余剰能力の削減へと舵を切っているもようだ。
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