関東一区で残コン・戻りコンの発生率が上昇している。戻りコンを有償化する生コン12協同組合がまとめた2021年度の発生率によると、千葉中央を除いた11協組で前年度を上回った。建設業界でも温暖化ガスを実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが広がっているにもかかわらず、残・戻りコン問題は一向に改善しない状況に各協組は疑問の目を向ける。建設現場に対し発生抑制をより強く促すため、残コン有償化に向けた動きが加速してきた。
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