2022年04月14日号
1;契残急増600万m3超~東京地区生コン協組
東京地区生コンクリート協同組合(東京都中央区、斎藤昇一理事長)に生コンの引合が殺到し、3月末契約残が前月末比53%(215万7千m3)増の616万3千m3に達した。2年分以上の出荷に相当する。今月からの引合受付・解約基準の厳格化をにらんだ駆込み引合が急増したためだ。東京地区は、旧契約のコスト増負担を少しでも緩和するため、新規引合の成約価格の底上げを図るとともに、出荷開始から2年後に価格を見直す「24か月条項」を適切に運用する方針だ。