2022年04月14日号
2;3年連続でマイナス~関東一区生コン出荷
関東一区で共販事業を行う生コン15協同組合の2021年度の生コン出荷数量は前年度比2・6%減の1018万m3と前年実績を3年連続で下回った。三多摩、東関東、神奈川、玉川、埼玉中央の5協組で過去最低となり、東京地区も当初の予想に反して本格回復に至らなかった。建設現場の人手不足などによる着工・工程の遅延が足かせとなった。数値化しにくいが新型コロナウイルスの影響も引きずったもようだ。22年度は増加に転じる見込み。けん引役は東京地区で、都市開発工事が本格化する。ただ、需要回復は局地的と見られ、三多摩と埼玉中央は過去最低を更新する見通しだ。