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2022年03月24日号

3;単位水量増減でスランプに顕著な違い~東京地区生コン協組

東京地区生コンクリート協同組合(東京都中央区、斎藤昇一理事長)は16日、コンクリートの単位水量推定試験を検証する室内試し練りを行った。「推定試験」にもかかわらず、単位水量が基準範囲から外れたなどの理由で不適合と判定され、返却される事例が増えている。試し練りで単位水量の増減によるフレッシュコンクリートの品質や性能を検証したところ、スランプ値が基準を満たしていれば単位水量も適正であることが確認された。同協組は、同推定試験結果だけで合否を判定しないよう働きかけを強めていく考えだ。