太平洋セメントは8日、2022年3月期通期の連結業績予想を引き下げた。セメントの国内需要の不振、セメントの値上げ交渉の遅れなどにより営業利益が従来より80億円少ない520億円(前年同期比18・3%減)となる見通し。売上高は7165億円から7100億円(17・8%減)に下方修正した。今年度の国内需要は、盛り上がりを欠いた状態が続いており、3800万トン強にとどまる見込み。従来予想は3860万トンだった。
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