太平洋セメントがセメントの大幅値上げに踏み切る。セメント焼成で使う石炭の価格高騰が理由で、5日にセメント・固化材の販売価格を来年1月1日出荷分からトン当たり2000円引き上げると表明した。石炭高はセメント各社の収益を直撃しており、追随する動きが広がるのは必至。今後、生コン協同組合やコンクリート二次製品メーカーによるコスト転嫁の値上げ表明が相次ぐ公算が大きい。
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