2010年01月28日号
1:2010年度建設投資~40兆円割れ 生コン需要 さらに下押し
建設経済研究所が25日に発表した建設投資見通しによると、2010年度は今年度見込みに比べ10・4%減の37兆6900億円となる。前回予測に比べ4兆円下方修正した。政府建設投資が大幅に削減されるほか、民間投資も供給側の意欲回復が期待できず、低水準で推移するとしている。来年度の建設投資は77年度の38兆7986億円を下回る水準で、ピーク時の92年度(84兆円)の45%となる。生コン、セメント需要をさらに下押しする公算。生コン需要は8千万立方メートルを割り込む可能性も出てきた。