普通強度領域のスランプフローコンクリートを標準化する生コン工場は依然として限定的だ。2019年3月の生コンJIS(A5308)改正で導入されてから2年半弱が経過したが、標準化した生コン工場は関東一区の一部のみで、出荷実績も少ない。ゼネコンからは生産性向上につながるコンクリートという興味は持たれているが、広く採用されるまでには至っておらず、ニーズが広がらないことで生コン工場側の対応も進んでいない模様だ。
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