2021年08月05日号

5;４週６休が早期浸透～八戸生コン協組

八戸地区生コンクリート協同組合（八戸市、５社７工場、佐々木正幸理事長）は４月から第２土曜日を休日に設定して４週６休を実施した。同協組は２０１９年度に働き方改革の一環で、第４土曜日を休みにした。施工者からの要望もあり、組合員全社が完全に休業することはなかったものの、休日割増料金（１６m3以下は１回の打設当たり４～６万円、１６m3を超える場合は１m3当たり２０００～３５００円）は徴収できたという。協組は４週６休の導入前に施工者へアンケート調査を行ったが、反対意見はなかった。これは「国土交通省直轄工事では契約段階で４週８休を行うことが明記されていることや、県発注工事は現在移行期間中で、市発注工事も秋から４週８休を進める契約に変更する予定だったことも大きな追い風になった」と急速に浸透した。