セメント協会がまとめた2020年度のセメント系固化材の販売量は768万8千トンと前年度に比べて2・9%の減少だった。2年連続のマイナス。需要地の関東が8・7%減の220万トンと振るわなかった。一方、新幹線延伸や災害復旧などがあった北海道は36・9%増の20万4千トンと急伸した。今年度の販売は「前年度並みは期待できる」(セメント大手)という。物流倉庫や原子力発電所関係、河川堤防の補強など国土強靭化投資が需要を支える。
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