大手パイルメーカー5社の2021年3月期連結決算(トーヨーアサノは2月期)が20日出そろった。新型コロナウイルス感染症の影響で西日本を中心に民間投資が大きく落ち込み、パイル出荷も過去最低を記録したことで、三谷セキサン、アジアパイルホールディングス(HD)が減収減益となったものの、トーヨーアサノは主力の関東地区が好調だったため増益となった。22年3月期はコロナ禍での民需減退によるパイルの受注競争の激化により、全社が減益予想とした。
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