東京都心部の生コン需要がなお勢いを欠いている。4月の東京地区生コンクリート協同組合の出荷数量は前年同月比25・5%増の20万9千m3となり、5か月連続で前年を上回った。前年の水準が16万m3台と極端に低かった反動増で、想定との対比では約4万m3下振れた。虎ノ門・麻布台、品川などでの大型都市開発の工程が遅れている。5月以降もしばらく前年比増、想定比減の傾向が続き、下期から回復が加速するもようだ。
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