2020年暦年のセメント国内需要が半世紀ぶりに4000万トンを割り込んだ。建設工事の遅延、東京都心での都市開発の端境期、新型コロナウイルスの感染拡大による経済減速、天候不良などといった要因が複合化して需要を下押す圧力が増した。1月の荷動きも緩慢で、不振から抜け出すまでなお時間がかかりそうだ。
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