セメントの国内販売に占める生コン向けの比率がじりじり低下している。セメント協会のまとめによると、2019年度の生コン向け比率は前年度から0・4ポイント低下し70・2%となった。前年度を下回るのは2年連続。一方、セメント製品向け比率は13・8%と0・2ポイント上がり、2年ぶりの上昇となった。ゼネコン各社が建設現場の生産性向上として、ビルやマンションなどでコンクリート製品の採用を進めていることが背景にあるようだ。
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