2020年02月06日号
4;国内最大級、大船渡バイオマス発電所が竣工
国内最大級の大船渡バイオマス発電所(岩手県大船渡市)の竣工式が1月29日、大船渡市で行われた。同発電所を運営するのは、太平洋セメント(不死原正文社長)と新電力のイーレックス(本名均社長)が共同出資で設立した大船渡発電(相良安廣社長)。同発電所の発電出力は75MWで、年間発電量は52万MWhと、一般家庭の11万9千世帯分の消費量に達する。また、発電では燃料の約9割をパームヤシ殻(PKS)とするため、二酸化炭素(CO2)の排出量は30万8千トン削減できる。