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2019年11月14日号

2;兼業 中国経済の減速響く~4~9月のセメント

セメント主要5社の2019年4~9月期の連結決算が12日までに出そろった。住友大阪セメントを除いた4社が純減益となった。太平洋セメントはエネルギーコストの上昇などが響き国内セメント事業が振るわなかった。兼業は米中貿易摩擦による中国経済の減速を受け、半導体関連製品や化学品などの収益が低下。セメント部門は太平洋、三菱マテリアル、トクヤマが営業減益だった。国内需要が低調で販売が伸び悩んだ。住友大阪、宇部興産は石炭価格の下落で増益を確保した。20年3月期は全社が予想を修正した。