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2019年10月17日号

1;値上げ姿勢強める~関東一区の生コン

関東一区の各生コン協同組合が値上げ姿勢を強めている。2019年に入り10月までに埼玉中央、神奈川、千葉北部など9協組が販売価格を引き上げた。12月以降、三多摩、千葉中央、東京地区も追随する。セメント、骨材といった原材料の値上げ、運搬費、廃棄物処理費の高騰が共通の理由だ。一部の協組は働き方改革対応による人件費などの上昇を織り込んでいる。契約取消しやキャンセルの名目で請求している戻りコン料金を見直す動きも出ている。狙いとする残コン・戻りコンの減量化が進んでいないためで、東京地区や三多摩が来年4月から引き上げる。