セメント専業大手2社の2009年3月期連結決算は、太平洋セメントが発足当初初の経常赤字に転落、住友大阪セメントも大幅減益となった。需要の落ち込みに加え、予想を上回る石炭などのエネルギーコストの上昇、減価償却費負担が響いた。今年度も需要低迷が続いているが、セメント値上げや合理化、石炭の値下がりなどで増益に転じる見通し。
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