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2019年08月08日号

1;フローコン採用拡大へ~建築 普通強度領域で

建築物件でも流動性の高いコンクリートの採用が進みそうだ。日本建設業連合会(日建連)は今年度、呼び強度45(設計基準強度36N/mm2程度以下)の普通強度領域でスランプフロー管理された生コンを「高流動性コンクリート」と定義し、利用拡大に向けた「利用ガイド」の作成を進めており、その過程で生産性と品質の向上を裏付けるデータが収集されている。9月に開かれる日本建築学会の全国大会でその一部成果を発表する。