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2019年07月18日号

1;生コン値上げ広がる~関東一区

関東一区で生コン値上げの動きが広がってきた。セメント、骨材といった原材料の値上げに加え、生コンの運搬費や産業廃棄物処理費が上昇しているためだ。さらに、働き方改革に伴って人を巡るコストも膨らみつつあるという。関東一区の生コン業界の盟主である東京地区生コンクリート協同組合(中央区)は年内あるいは年明けに値上げに踏み切る方針を表明した。一方、神奈川西部生コン協同組合(小田原市)が共販事業の導入の本格的な検討に入った。共販をテコに、これから深刻化する需要の減退やコストアップ、担い手不足などの逆風を乗り越える。