2006年04月13日号
3:産総研~近畿「骨材問題の縮図」 中部・近畿の骨材を調査
産業技術総合研究所はこのほど、骨材資源調査報告書(中部・近畿編)を発刊した。昨年の九州編、一昨年の中国・四国編に続く第三弾。来年度に関東・甲信越地区、再来年に東北、北海道を取りまとめ、全国をカバーする予定。 近畿地方の骨材資源について「砂利資源が乏しく、砕石資源も山間部に多く開発適地が少ない」とした。平野が狭く山地と盆地が入り組んでいることや関東地方と並ぶ骨材の消費地であり、『骨材が抱える問題が凝縮された縮図』であると述べている。