太平洋セメントは来年4月1日出荷分からセメント・固化材をトン当たり1000―1500円値上げする。秋の時点では3000円程度の値上げを予定していたが、世界的な景気後退に伴う原燃料価格の下落で値上げ幅を圧縮した。今回は工場設備の維持・修繕費の価格転嫁を目指し、全ての需要家に一律1000円、低採算先には原則500円の幅で上積み提示する。
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