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2018年04月19日号

5;輸送力不足が深刻化~千葉北部生コン協組

千葉北部生コンクリート協同組合(松戸市、鈴木竜彦理事長)が生コンの値上げ姿勢を強めている。コンクリートミキサ車や運転手の不足で輸送費が上昇するなどコストがじりじりと膨らんでおり、生コンの安定供給を維持するために、その価格転嫁は待ったなしの状況にある。千葉北部協組は販売価格を今月1日以降の引合受付分から1200円引き上げた。輸送費の上昇のほか、人材の確保・育成、老朽設備の維持・更新原資の確保が理由。建値は1万3500円(18・18・20)で据え置き、従来の取引価格に上乗せする形を取った。