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2018年04月05日号

3;生コン原単位2m3割れ

国土交通省が3月27日発表した2015年度の主要建設資材の建築部門の原単位(使用量)によると、請負工事費100万円当たりの生コン使用量は1・90m3で、前回調査(13年度)の2・07m3から0・17m3(8%)減少した。使用量の低下について、同省は労務単価や資材価格の高騰に加え、工法の変化や消費税増税の影響など「複合的な要因が絡んでいる」としている。同省は1974年から建設資材の需給安定に向けた基礎データとして、2~3年おきに金額と面積の使用量を調査、公表している。15年度に着工された建築工事の中から約500件の使用量を抽出した。