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2008年11月20日号

1:JASS5、改定へ最終段階

 日本建築学会が改定作業を進めている建築工事標準仕様書(JASS5)の最終的なかたちがまとまりつつある。今回の改定で話題にあがっているコンクリートの乾燥収縮について、「計画期間が長期・超長期(100-200年)の場合で、長寿命の建築物におけるひび割れ発生を抑制するために必要な基準値として「800μ」を明記する。ヤング係数の誤差規定を設けるほか、調合強度の概念の見直しを図り、S値管理を一般コンクリートにも拡大する。