2008年09月25日号
2:福岡協組~輸送効率化でCO2削減 効果を検証
福岡地区生コンクリート協同組合(福岡市、伊藤奎輔理事長)の合理化委員会は輸送効率化による生コン車のCO2を削減効果の検証を開始した。生コン車のCO2削減で環境社会への貢献とともに、同協組が頭を悩ませてきた越境問題対策にも活用する考え。
同委員会は、福岡県トラック協会や県などの行政のCO2削減の取り組みなどのヒアリングを行っており、これらを踏まえてCO2削減効果の試算を行う予定。現在、同協組では30分以内の割決が約80%に達しているが、さらにこの比率を向上させ、『原則30分以内』の納入を実現する考えだ。輸送時間の短縮による効果は品質面でも見込まれるほか、超距離輸となる越境対策でも効果が上がると見込んでいる。