2008年08月07日号
4:生コン出荷~第1四半期 過去最小に 関東1区は2割超の減
6月の全国の生コン出荷数量(非組合員推定)は前年同月に比べ16・9%減の824万立方メートルで、16か月連続で前年実績を下回った。この結果、第1四半期(4―6月)の出荷数量は前年同期比13・7%減の2413万立方メートルとなり、四半期ベースでは04年度第1四半期に記録した最小出荷を更新した。公共投資の削減と、景気減速などによる民間投資の低迷が要因とされる。
6月の出荷は、官公需、民需とも2けたマイナス。地区別では、東海、近畿を除く8地区で2けた減となり、中でも関東1区、関東2区、九州で2割超の落ち込みを記録した。