トクヤマは今年度から始まった5年の中期経営計画で、セメント、化成品といった伝統事業の目指す姿として「競争力で日本トップ」を掲げた。セメント事業では実質的に休止中のキルン1基を再開し、かつての3基稼働に戻せるかどうかが競争力強化に向けた課題の1つとなっている。セメントの国内需要は長期的に縮小が続く見通しであり3基分を吸収する余地はないことから、輸出に活路を見出したい考えだ。
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