大手コンクリート製品メーカーの2016年3月期決算が出そろった(トーヨーアサノは2月期)。公共事業費の削減やパイルデータ改ざん問題による建築工事遅れの影響で、各種製品の出荷は低調だった。大手土木用製品メーカー8社とパイルメーカー5社、建築製品メーカー4社の計17社のうち、5社が増益だった。17年3月期は民間工事の回復を見込み、パイル、建築製品を主力とするメーカーの多くは増益予想を立てている。
<<BACK
コンクリート新聞の購読をご希望のお客様は、こちらからお申し込みください。